INTRODUCTION
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教員紹介

TEACHER INTRODUCTION
様々な専門分野の教員が在籍しております

山﨑 誠子

准教授
研究分野
ランドスケープ計画

NIHON UNIVERSITY JUNIOR COLLEGE
専門

ランドスケープデザイン,緑化計画,緑の都市づくり

主な担当授業科目

ランドスケープデザイン,建築・生活デザインの基礎

出身地

東京都目黒区

趣味

自然の生物観察,旅行,観劇

ご自身の研究分野・研究テーマについて教えてください。

緑に関している建築,都市,景観,グッズすべてがテーマです。日本は世界でも有数の固有植物(日本にしかない植物)の大国。また生活,文化に植物が昔から取入れられています。ですから研究テーマはたくさんあり,やりたいこともたくさんあります。短大では主に都市の緑化について,都市の緑の取り組みに関する調査や,緑化が重要な要素になる公園や広場の設計を卒業研究で取り組んでいく学生が多いです。

建築の道・現在の専門分野に進んだ理由,現職に就かれるまでの経歴を教えてください。

父が建築設計事務所を営んでいたので,大学も建築学科に進みましたが同級生がとっても優秀で,こんな人達みたいなデザインはできないと感じ,就職活動時期に建築とは少し離れ自分の興味のある分野を少し勉強したらなんとかなるかと思い,子供の頃から好きだった植物を使った計画に行くにはどうしたらよいか大学のO先生に相談したことから,造園,ランドスケープの分野に足を踏み入れました。聴講生としてすごした東京農大時代に知り合った先生,先輩方に恵まれていたと思います。益々植物の世界に興味をもちました。O先生に紹介された設計事務所で外構設計,植栽設計,植栽調査を学び,30歳で独立して設計事務所を設立しました。28歳から会社の役員兼植物学の師匠からバトンタッチされて,東京デザイナー学院の非常勤講師を引き受けて,その後母校の非常勤講師,そして日大の専任教員となっていくのです。

ご趣味について教えてください。

植物の名前がわかるようになると,自然の中の歩きかた,街の歩き方がかわりました。自然のどんなところにその植物が生息しているかを知ると,使い方,扱い方がわかるのです。そこでとにかく今,自分が見ている植物の本当の姿が見たい。自然が見たいというのと,もともと旅行が好きなので,それが相まって,日本,世界の植物観察旅行に時間があれば行きたいと思っています。いままで行ったところは,世界ではボルネオ島,コスタリカ,マダカスカル,ニュージーランド,昨年ついに子供の頃から見たかった世界一大きなスギ,ジャイアントセコイアをアメリカでみました。日本だと屋久島には5回訪ねています。

建築を志望している学生や在学生へのメッセージをお願いします。

私も父がやっていたから,絵も描くのも好きだし,なんとなく建築学科に進みましたが,建築計画と植物の生態がわかる人は日本には少ないので,珍しいタイプの分野でなんとか教員やってます。建築を勉強していたからが重要だと思ってます。たとえ建築バリバリの分野でなくても建築学科で培った知識や経験は必ず生かされます。迷っていたら,とりあえず建築へ(笑)

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